歯みがきは1日何回目安に実施すべきか?
理想的なタイミングとしてはお食事のたびに行う事です。どうしてもお食事をすると、食べ物が細かい所に残ってしまい、放置するとお口の環境は悪くなってしまいます。
お口は普段中性に保たれていますが、お食事やジュースを飲むと酸性に傾きます。
酸性になると歯の表面が溶けやすくなり虫歯になりやすい状態になります。しかし、唾液の働きにより次第にお口の中の環境は中性に戻っていきますが、唾液の働き方は個人差があり、うまく働く方もいれば働き方が遅い方もいらっしゃいます。
ですので、なるべく早くお口の環境を中性に戻すために、食後は歯みがきをすることがとても大事になっていきます。
しかし1番丁寧に磨いてほしい時間帯は、就寝前です。
人は寝ている時、唾液の分泌量が減少します。そういった環境を虫歯菌や歯周病菌がとても好むため、就寝前にしっかり汚れを取っておくことは虫歯・歯周病予防に繋がります。
歯みがきは1日何回を目安に磨くかよりも、食べたら磨くということを習慣づけて頂けたらと思います。
また当医院では、虫歯・歯周病・口臭のリスクがわかる唾液検査というものを新しく導入しました。
結果を元に予防策も立てやすくなりますので、興味がある方はスタッフまでお声がけください。
日暮里 歯医者
じんデンタルクリニック
歯科衛生士 柴田安紀
2018年9月1日 (土)
カテゴリー: スタッフブログ,予防歯科・歯周病治療