差し歯による歯茎の変色は治せるか?
差し歯に使われる金属が、歯茎に着色してしまうことで起こる歯茎の変色のことをメタルタトゥーと言います。
一般的な保険内治療での差し歯の作り方は、金属の土台をたて、その上に内部が金属の被せ物を被せます。
この土台や被せ物内部の金属には、何種類かの金属が混ざった合金が使われており、その合金の中の銀が差し歯の周りの歯茎を黒くしている大きな原因です。
歯茎は常に濡れているので、その部分に金属が常時触れていると、金属イオンが歯茎の方へ溶けだすことで変色していきます。
治療法として、まず土台や被せ物を金属が使われていないものに変えることが一番です。
変色を取り除くにはレーザー治療や歯周外科など専門的な治療が必要になってくるので、ご自身の歯に適応できるのか、そこの歯科医院がその治療を行っているのか確認を取る必要があります。
しかしメタルタトゥーは一度起こってしまうと中々元に戻すのは難しいので、あらかじめメタルタトゥーが起こらないような治療を考えていくことが必要かと思います。
お悩みのお方は、お気軽にご相談ください。
日暮里 歯医者
じんデンタルクリニック
歯科衛生士 深谷真希
2018年10月23日 (火)
カテゴリー: ブログ,虫歯治療