子どもの歯並び矯正(小児矯正) CHILD ORTHODONTIC

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日本の子どもの歯並びについて

日本の子どもは、欧米人と比べると叢生(歯のデコボコやガタガタ)や出っ歯になる確率が高くなっています。

それは世の中にある物が便利になり、人間本来身につけるべき動きや筋肉等々が失われ、結果的に顎が小さくなり、大人の歯が生えるスペースが足りず悪くなっていきます。

そういった歯並びを悪くする癖を、悪習癖(あくしゅうへき)と言います。

歯並びが悪くなる原因の悪習癖とは?

子どもの歯並びは、次に挙げるような悪習癖によって乱れることがあります。

  • 指しゃぶり
  • 舌突出癖(=舌を前方に突き出す癖)
  • 咬唇癖(=唇を噛む癖)
  • 咬爪癖(=爪を噛む癖)
  • 口呼吸
  • 頬杖をつく癖
  • 歯ぎしり・食いしばり

こうした悪習癖は、歯を少しずつ傾斜させたり、顎の骨の発育を邪魔したりします。この中でひとつでも心当たりのある場合は、一度当院までご相談ください。悪習癖は適切な時期に取り除かないと、歯や歯並び、お口全体に取り返しのつかない悪影響を及ぼします。

歯並びが悪いとどんなデメリットがあるの?

歯並びに乱れがあると、見た目が悪くなるだけではなく、次のようなデメリットが生じます。

  • 歯磨きしにくく、むし歯・歯周病のリスクが上がる
  • 舌の動きが制限されて発音が悪くなる
  • 口元のコンプレックスとなり、性格も消極的になる可能性がある
  • 姿勢が悪くなって肩こりや頭痛を引き起こす
  • 顎の発育が悪くなる
  • 将来残っている自分の歯が少なくなる

子どもが長く健康に成長するためにも、子どものうちから悪習癖、歯並びを改善していかなければと思います。

良くない歯並びパターンをチェックしてみよう

良くない歯並びである歯列不正・不正咬合には、次のようなパターンがあります。


出っ歯(上顎前突 じょうがくぜんとつ)

上の前歯や顎が前方に飛び出した歯並びです。日本人の子どものよく見られます。

受け口(反対咬合 はんたいこうごう)

下の前歯や顎が前方に飛び出した歯並びです。正常な噛み合わせとは前歯の位置が反対となるため、反対咬合(はんたいこうごう)とも呼ばれます。

すきっ歯(空隙歯列 くうげきしれつ)

歯と歯の間にすき間がある歯並びです。上の前歯の真ん中にすき間がパターンをとくに「正中離開 せいちゅうりかい」といいます。

過蓋咬合(かがいこうごう)

嚙み合わせが深く、噛んだ時に上の歯列が下の歯列のほとんどを覆い隠します。下の前歯が摩耗しやすかったり、奥歯や顎関節に過剰な負担がかかったりします。

交叉咬合(こうさこうごう)

奥歯の噛み合わせの位置が本来とは逆になっている歯並びです。具体的には、上の歯列よりも下の歯列の方が外側に出ている部分があります。上下の顎の大きさのアンバランスや下顎の偏位が主な原因です。

叢生(そうせい)(歯がデコボコ、八重歯)

1本1本の歯が別々の方向を向いてデコボコになっている歯並びです。顎が小さい日本人によく見られ、上の犬歯が外側に飛び出したものを「八重歯だけでなく、むし歯・歯周病のリスクも高い歯並びです。

子どもの矯正を行う時期

子どもの矯正治療は、歯並びの状態や顎の発育状況によって異なります。早期治療が必要となるケースでは「4~6歳」くらい、一般的な小児矯正の第一期治療は「6~10歳」くらいから始めます。歯並びの乱れを細かく整える第二期治療は、永久歯列が完成し、顎の骨の発育も終わりを迎える12歳以降に開始することが多いです。

子どもの矯正のメリット

子どもの矯正を受けると、次に挙げるようなメリットが得られます。

  • 第二期治療や成人矯正で抜歯が不要となりやすい
  • 顎の成長を生かした矯正治療である
  • お口の機能の発育まで正常化できる
  • 顔立ちなども健やかに発育する
  • 人生の長い時間をキレイな歯並びで過ごせる
  • 大人の矯正よりも安く治療ができる

小児矯正の最大の強みは、発育する力を利用できる点です。成人矯正では外科手術が必須となるようなケースでも、小児矯正なら顎の骨の発育を利用することで、自然に歯並びを整えられるケースもあります。

お子さんに美しい歯並び、健やかな顔立ちをプレゼントするためにも、小児矯正を検討されてみてはいかがでしょうか。

当院の予防矯正(MFT)

当院では、予防矯正と呼ばれる治療方法を取り入れています。予防矯正とは、歯並びが悪くなる癖を悪習癖と言いますが、この悪習癖を治す治療であり、そのトレーニングをMFT筋機能療法(エムエフティ―)と言います。

つまり、歯並びが悪くなる癖から治す、根本的な治療です。子どもの歯並び矯正も、大人の歯並び矯正も、後戻りと呼ばれる歯が元の位置に戻ろうとする現象がおきます。これはつまり、歯並びが悪くなる癖が治っていないので歯並びがまた悪くなっていくわけです。

ただ、MFTで癖から改善できれば、後戻りのリスクも減少します。MFTでは、舌の置く場所を練習したり、呼吸の練習をしたり、飲み込みの練習をしたりして、正しい方法に切り替え歯並びの悪化を防ぎます。歯科医院ではトレーニング装置による治療と、MFTのやり方を毎月指導します。

当院の予防矯正(拡大床)

拡大床はお子様のお口の中に装着する取り外し可能な装置で、成長期のお子様に最適な矯正治療法です。顎の成長を利用して歯並びを改善していくため、従来のワイヤー矯正のように歯にブラケットを付ける必要がなく、抜歯の可能性も低くなります。お子様への負担が少ない床矯正は、無理なく歯並びを整えたいという方にぴったりの治療法です。

拡大床の大きな特徴は、患者様ご自身で取り外しや調整ができる点です。そのため、ライフスタイルに合わせて便利に使用できますが、装着時間が短くなると計画通りに治療が進まない可能性があるため注意が必要です。

まず歯科医師による診察・診断から始まり、患者様の歯型に合わせて装置が作成されます。その後、歯科医師の指示に従って装置を装着し、定期的に調整を行います。歯並びが整ったら、後戻りを防ぐために保定装置を使用します。

メリット

  • 01 取り外しが可能 従来のワイヤー矯正では、装置が固定されているため、食事や歯磨きに苦労するお子様もいらっしゃいました。しかし、床矯正は必要な時に取り外せるので、いつも通りの食事や歯磨きができ、お口の清潔を保ちやすくなります。また、ワイヤー矯正による違和感で食欲が減退してしまうお子様もいますが、床矯正ではそのような心配もありません。お子様にとって、快適に治療を続けられることも、床矯正の大きな魅力です。
  • 02 痛みが少ない 従来のワイヤー矯正では、歯にブラケットを装着し、ワイヤーの力で歯を動かすため、歯が締め付けられるような痛みや違和感を感じる場合がありました。しかし、床矯正は、顎の成長を促しながら、ゆっくりと歯を動かしていくため、痛みを最小限に抑えることができます。また、床矯正は取り外し可能な装置なので、痛みや違和感を感じた場合は、一時的に装置を外すことも可能です。お子様に負担をかけずに、快適に治療を進められるよう、配慮されています。
  • 03 出来るだけ歯を抜かない 従来のワイヤー矯正では、歯並びを整えるためのスペースを確保するために、健康な歯を抜歯しなければならないケースがありました。しかし、床矯正は顎の成長を利用して歯並びを改善するため、抜歯の可能性を大幅に減らすことができます。お子様の歯は、一生涯使う大切なものです。床矯正は、できるだけ歯を抜かずに、健全な歯並びと顎の成長を促す、お子様に優しい矯正治療法と言えるでしょう。
  • 04 将来、再矯正する可能性が低くなる 子供の顎の骨は成長過程にあり、柔軟性があります。床矯正はこの時期に顎の成長をコントロールすることで、歯が生えるスペースを確保し、歯並びを整えます。結果として、将来、永久歯が生え揃った際に、歯並びが乱れるリスクを軽減し、再矯正の可能性を低くすることが期待できます。大人になってからの矯正治療は、費用も時間もかかります。子供のうちに床矯正を行うことで、将来的な負担を軽減できる可能性があることは、大きなメリットと言えるでしょう。
  • 05 大人の矯正治療の半額で出来る 床矯正は、お子様の成長を利用した矯正治療のため、大人になってから行う矯正治療に比べて費用を抑えられるケースが多いです。一般的に、大人の矯正治療は歯を動かす範囲が広く、複雑な治療になるため、費用が高額になる傾向があります。一方、床矯正は顎の成長を促しながら歯並びを整えるため、比較的シンプルな治療で済む場合があり、大人の矯正治療と比べて約半額で済むこともあります。費用面でも、床矯正はお子様にとって、そしてご家族にとって、大きなメリットと言えるでしょう。

当院の小児矯正
(ネオキャップビムラー矯正)

日暮里じんデンタルクリニック・小児歯科・矯正歯科では、今までの矯正治療とは違い、ワイヤー矯正をできる限りしないようにすることを目標にした、NeO-Cap.System®という最新の治療を取り入れています。

この方法は、取り外しのできないプラスチックの被せものを奥歯に直接着け、寝るときに取り外し式の装置を装着すると、ご自身の唾を飲む力で歯並びを治していくことができます。

成長に合わせて歯を並べていくことにより、患者様一人ひとりに合った自然な歯並びにすることが可能です。当院ではNeO-Cap.System®を導入することによって大事なお子さんの歯並びをご負担を少なく治していきたいと考えております。

NeO-Cap.System®のメリット

日本の歯科医にとっても、大学では習わない矯正方法なので一般的には知られていないようですが、ドイツなど、ヨーロッパ諸国においてはよく用いられております。

  • 装置をつけるにあたり、痛みが少ない
  • ゆっくり成長に合わせて治していくので、従来の装置より後戻りが少ない
  • 夜に装着するので見た目が気にならず、いつも通りの生活を送ることができる
    (さらに早く治したい方には、学校から帰ってきてからの装着もおすすめしています)
  • 歯並びだけではなく、上下のあごのバランスも治すことができる
  • 指しゃぶりなどの癖がなくなる
  • 抜歯のリスクが減る
  • ブラケット矯正(歯に着けるワイヤー矯正)へ移行する確率が減る
  • 装置を直接着けないので、歯が磨きやすく、虫歯や歯周病のリスクが減る
  • 発音、活舌、呼吸法の改善

当院はNeO-Cap.System®の認可を受けている歯科医院です。認定機関であるIFOCS(国際機能矯正臨床研究会)によって、厳格な審査を受けた認定医のみが診察できます。
※プレート矯正には種類があります。それぞれ適応症があります。どちらになるかは分析をさせて頂き、分析結果をもとに先生からお話させていただきます。

NeO-Cap.System ネオキャップシステムの詳細はこちら

矯正治療の流れ

矯正相談

まずは気になる点をご質問いただきご回答していきます。「いつから矯正始めたほうがいいか?」「うちの子はまだやらなくて大丈夫か?」「料金や進め方は?」などお気軽にご相談ください。当院では、メンテナンスで継続的に通っていただいている患者様は、小児矯正が最適な時期にお声がけしますので、ご安心ください。

矯正検査・分析・診断

矯正治療に必要な検査を実施していきます。写真やレントゲン、歯の模型などの検査を行い、分析を行って治療計画を立てます。

診査・診断・治療内容のご説明

診査・診断の結果をお子さん・親御さんにお伝えします。わからない点や不安な点があれば何でもお尋ねください。わかりやすくご説明します。治療への同意が得られ、お子さんの心の準備も整いましたら、いよいよ矯正治療の開始です。

矯正治療

予防矯正、NeO-Cap.System®どちらにしても矯正治療中は定期的にご来院いただき、矯正治療の進捗を確認していきます。

定期検診・メンテナンス

矯正治療が終わった後も、定期的にご来院ください。歯並びをキレイにした大切な歯をメンテナンスで守っていきましょう。

Contact お問い合わせ

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【平日】09:00~13:30/15:00~18:00 【土曜】09:00~13:30/14:30~16:30
※初めてご来院される方の最終受付時間は平日は17:00、土曜は15:30となります。
水・日・祝日は休診(祝日がある週は水曜日診療)
※土曜日の訪問診療の受付はしておりません。

アクセス・診療時間ACCESS / SCHEDULE

アクセス・診療時間 access / schedule

日暮里じんデンタルクリニック・小児歯科・矯正歯科
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TEL:03-5850-5478   FAX:03-5850-5487

JR 日暮里駅下車 徒歩5分
JR 鶯谷駅下車 徒歩8分

 
09:00 - 13:30
15:00 - 18:00

… 土曜は09:00~13:30/14:30~16:30の診療となります
… 祝日がある週は水曜日診療となります
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