勉強会に行ってまいりました!
皆さんこんにちは!梅雨になり、晴れ間も少ない日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか?
先日、歯科衛生士の4人で “食支援につながる訪問歯科のすすめ” という勉強会に参加させていただきました。
日本は世界でも長寿の国として知られています。近年の医学の進歩により救命率は高まり、平均寿命も年々上がってきていますが、その一方 “要介護” を余儀なくされてしまう方が年々増えているのが現状です。
そして、要介護高齢者の死亡原因第1位は肺炎と言われており、高齢者の方の誤嚥性肺炎というのが非常に多いです。誤嚥性肺炎というのは、口から食べたものが食道に入るのではなく、誤って肺に入ってしまい、肺に炎症が起こり肺炎になってしまうという病気です。しかし、食べ物が肺に入ってしまうことが原因で誤嚥性肺炎になるだけでなく、自分の唾液や口の中の汚れ(プラーク)が肺に入ってしまって誤嚥性肺炎になってしまうこともあります。
肺炎になってしまうと、入院したりや抗生物質で治療をしていきます。そうなると、ご本人だけでなく、介護されているご家族も負担になってしまいます。
何よりも肺炎にならないように “予防” していくのが大切です!!!
1番の予防策は、お口の中をきれいに清潔にするということです。
なにより、抗生剤よりも歯ブラシ1本で肺炎が予防できるという研究結果も証明されました。
介護をされているご家族の方の中には、“どうやって歯ブラシをすればいいのか” “歯ブラシを嫌がられてしまう”
など、お困りの方が多いです。そんな時はぜひ当医院にご連絡ください!
当医院では訪問歯科といって、歯医者まで足を運べない患者様でも、こちらからご自宅に伺い治療や口腔内の清掃をさせていただきます。お口の中がきれいになると肺炎の予防になりますし、食事の意欲もでてきます。
そして一緒に歯ブラシの仕方や磨くポイントもお話させていただきたいと思っておりますので、介護を必要とするご家族がいる方、ぜひご連絡お待ちしております!
日暮里 歯医者
じんデンタルクリニック
歯科衛生士 相田麻希
2019年7月5日 (金)
カテゴリー: ブログ,スタッフブログ