スタッフブログ

歯科医院でのレントゲンの重要性と安全性

2018年5月24日 (木)

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歯科の病気はロの中を覗くだけで発見できるには、ほんの一握りです。

痛みが出ないまま進行する病気がめずらしくありません。

X線検査は治療だけでなく、治療終了後の経過観察にも役立っています。

レントゲンを撮ることで、歯や骨の内部で何が起こっているかを知ることが

できるため、歯科ではレントゲン撮影は不可欠です。

歯科医院では一般的にレントゲンで次のようなことを確認しています。

1.虫歯の状態

虫歯の進行具合、詰め物の下の虫歯の有無などがわかります。

2.歯根の状態

歯の根っこの形や、神経が残っているか、根っこが折れていないか、

感染の有無などがわかります。根っこの表面に歯石がついているか

どうかも確認できます。

3.骨の状態

歯周病でどれくらい骨がなくなっているか、感染や腫瘍、

骨折などがないかがわかります。

歯周病は慢性的になりやすく、治療も長引きやすい疾患ですので、

レントゲンによってこまめに状態を観測する必要があります。

4.詰め物や被せ物の適合状態

詰め物や被せ物と歯との間に段差やすき間がないかがわかります。

詰め物や被せ物を取り外して目視で確認することもできますが、

歯の内部は観測できないため、不十分な結果になってしまうことが多いです。

レントゲンを使用すれば、詰め物や被せ物を取り外す必要がないだけでなく、

歯の内部の変化も確認することが容易になります。

患者の負担を減らし、正確に診断・治療するためにも、

歯科用レントゲンが欠かせないといえるのです。

 

よく、被爆量を気にされる方もいらっしゃいます。

一言でいってしまえば「自然放射線量と比較したり、日常生活のレベルで考えて、歯科の放射線量は心配しなくてもよい範囲の線量です。

 

妊婦の方も気にされる方も多いかと思います。

胎児に影響がでる放射線量のレベルは50ミリシーベルト以上とされています。

歯科におけるレントゲン撮影に換算すると、

歯科用CTなら500回以上、

パノラマ写真なら2500回以上、

デンタル写真なら5000回以上という計算になります。

そのため、もし妊娠していることに気付かないまま

歯科でレントゲンを撮ったとしても、まず影響はないと考えられます。

ですが、妊娠していることが分かっている場合は、

念のためレントゲンの撮影を避けたり、

必要最低限の回数にとどめたりする方が良いでしょう。

妊娠中の方は必ず歯科医師にその旨を伝えてください。

 

当院ではむやみにレントゲンを撮ることはなく、

必要なタイミングで必要な種類、撮影回数を選択して実施しています。

治療を受ける際は皆さんも過度に被爆量を恐れるのではなく、

安心して歯科治療に臨んでくださいね。

 

日暮里 歯医者

じんデンタルクリニック

歯科衛生士 久保田 めぐみ


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