ファイバーコアにするメリット
虫歯が神経まで進んでしまっていると、神経を取った後土台を立てる必要があります。その土台の事をコアと言い、保険治療ですとメタルコア(金属)、自費治療ですとファイバーコア(グラスファイバー)のどちらかを選択することができます。
メタルコアは保険治療ですのでコストは抑えることは出来ます。
しかし歯の中は空洞になっているので、そこに金属の土台を入れていくと、強い力が加わったときに力が分散されず、一点に集中して力が加わることで歯が折れてしまう可能性があります。
歯の頭の部分が折れたり欠けたりした場合、歯を元の形に戻していくことは可能ですが、歯の根っこが折れてしまった場合には、歯を抜かなければいけません。
そこで歯を抜くリスクを軽減していくには、金属の土台ではなくファイバーコアと言われるグラスファイバーを使った土台がおすすめです。
グラスファイバーというのはテニスラケットなどにも使われている材質で、しなりがある為、力が加わったときに力が分散されやすく歯が割れたりヒビが入ったりというリスクが低いです。
またファイバーコアは金属を使っていないので、金属アレルギーのリスクを低くすることができることと、歯茎の変色も起きにくいです。
ご自身の歯を長く使ていく為には、土台から気にかけてあげることが大切かと思います。
気になる方はお気軽にご相談ください。
日暮里 歯医者
じんデンタルクリニック
歯科衛生士 深谷真希
2018年11月8日 (木)
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