フッ素を歯に塗るとどんな効果があるのか
みなさんこんにちは!
フッ素という言葉を聞いたことがありますか?
最近CMなどでもよく聞く言葉かと思います。
フッ素を歯の表面に付けることによって、虫歯菌が作る酸の量を抑え、歯の再石灰化を促し、歯の表面のエナメル質を強くしてくれます。
フッ化物は、今薬局などで売られている多くの歯磨き粉に含まれています。
フッ化物入り歯磨き粉を使うときには、歯の表面の汚れをよく落としてから使うのが効果的です。食べ物や汚れが付いていると歯の表面に浸透していかないからです。
当院でもお子様の検診のときには最後にフッ素を塗らせていただいております。
先ほど歯磨き粉の中にフッ化物が入っているというお話をさせていただいたので、歯医者でも塗る必要はないのでは?と思うかもしれません。
実は、歯磨き粉の中に入っているフッ化物と歯医者さんで塗るフッ化物では濃度が全然違います!
毎日の歯磨きのときには低濃度のフッ素を少しずつ取り込むようにし、年に2~4回くらいは歯医者さんでの定期健診と、フッ素塗布を行うことが理想です。
患者様のお口の中のその時の状態によって、頻度は相談していくようにします。
お子様の歯は、大人の歯よりもまだ薄くて柔らかいです。
一度虫歯になると大人よりも早く進んでしまいます。
乳歯だったら大丈夫かなと思われがちですが、虫歯を放置すると大人の歯にまで影響を及ぼす可能性があります。
お子様の歯を守っていくためにも、歯が生え始めたらぜひ一度検診でお越しください!
日暮里 歯医者
じんデンタルクリニック
歯科衛生士 大岡美歩
2019年4月22日 (月)
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