歯周病と全身疾患の関連
「お口の病気はお口の中だけのもの」ではなく、実は歯周病は歯周病菌が全身疾患にも影響を与える事が分かっています。
代表的なものは、糖尿病です。血糖値を下げるインスリンの働きを歯周病菌が悪くしてしまいます。逆に、歯周病の治療をすることにより歯周病菌が減り改善することで、インスリンの働きもよくなって、糖尿病の血糖値の改善にも繋がる可能性が高くなります。
その他には、心疾患・誤嚥性肺炎・妊娠中には早期低体重児出産を引き起こす可能性が高くなります。
人の身体をつくるには食べることが1番大切です。お口の中が病気になってしまうと、どんどん全身の病気に広がっていきます。このことをメタボリックドミノと言って、ドミノのように1度倒してしまうとなかなか途中で止めることができないと言われています。
全身の健康のためにも、まずはお口の中を健康に保っていく事を頑張っていきましょう!
日暮里 歯医者
じんデンタルクリニック
歯科衛生士 柳内朋子
2019年2月5日 (火)
カテゴリー: スタッフブログ,予防歯科・歯周病治療