子供の出っ歯について
こんにちは!本日は子供の出っ歯についてお話させていただこうかと思います。
出っ歯という状態は、上の前歯が前に傾いていたり、下あごが後ろの位置にあることで上の前歯が出ている状態です。
下唇が上下の前歯の間に入ることで、上の前歯が前に傾いたり下の前歯が後ろに傾いたり、さらに下あごが前に成長したいのにゴムのように弾力のある下唇によって後ろにおしこまれてしまい成長を妨げられてしまうことによって起こることもあります。
よく出っ歯のお子様は下唇に上の前歯の裏の型がはいってガサガサしていたりしているのはこのためです。
出っ歯は「上顎前突(じょうがくぜんとつ)」とも言います。上の歯が出ている咬み合わせの状態のため、口元が出てしまい、口が閉じづらいため歯が乾きやすく虫歯や歯周病のリスクも高くなります。また、咬み合う際、奥歯への負担が大きくなります。
永久歯の大きさが原因で出っ歯になることはほとんどありません。しかしあごの骨が小さいと、生える場所が狭いために、歯並びがガタガタになって一部の歯が前に飛び出し、
で出っ歯になってしまうこともあります。
出っ歯になっていると、通常の位置にある歯よりも前歯が強調されます。その結果、歯が大きく感じられる場合もあります。そういった状態を改善するためには矯正治療が必要となってきます。
お子様の将来的な、正常な下あごの成長を阻害する可能性があります。注意してください!
- 遺伝的なもの(ご親族の中に出っ歯の方がいる)
- 成長期における指しゃぶり、舌のくせ、口呼吸など
気になる点がございましたら一度当院にご相談下さい。
日暮里 歯医者
じんデンタルクリニック
歯科衛生士 久保田めぐみ
2019年10月31日 (木)
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