インプラントと喫煙について
みなさんこんにちは!
今回は、インプラントと喫煙についてお話しさせていただきます。
近年、喫煙が全身に及ぼすリスクについては様々なメディアで取り上げられていますので、喫煙のデメリットというのは多くの方が、多かれ少なかれ知っていることと思います。
ですが、喫煙がお口の中に及ぼす影響について知っている方は多くありません。
実は喫煙はお口の中に様々な悪影響を及ぼします。
特にお口の中にインプラントが入っている方や、これからインプラントを入れようかと検討している方は、ぜひ禁煙することをおすすめします。
喫煙しているとお口の中でどのようなことが起こるかというと
●傷の治りが悪くなる
タバコにはニコチンが含まれています。ニコチンの作用により交感神経が刺激されると血圧が上昇します。血圧が上がると傷が開いてしまったり、傷の治りが遅くなってしまうのです。
●唾液が出にくくなる
喫煙することで唾液が出にくくなります。唾液が出にくくなると唾液の中の免疫細胞が少なくなります。そうなることで、ご自身の歯の周りの歯周病はもちろん、インプラント周りの歯周病にもなりやすくなります。
●インプラントと骨が結合しにくくなる
インプラント手術をしてからしばらくの間は、ご自身の骨とインプラントが結合するまで待たなくてはなりません。喫煙していると、たばこのなかのニコチンが血圧を上昇させ血管を収縮させてしまうので、血の流れが悪くなり、骨とインプラントがくっつきにくくなります
喫煙をしているとこのようなことが起こってしまうのです。
せっかく入れたインプラントを長持ちさせるためにも、ぜひ禁煙を考えてみてください!
日暮里 歯医者
じんデンタルクリニック
歯科衛生士 上原麻希
2020年1月16日 (木)
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