子供の歯をむし歯にさせない習慣づくり
こんにちは!今回は子供の歯をむし歯にさせない習慣づくりについてお話させていただきます。
乳歯は永久歯に比べて薄くて柔らかいので、とてもむし歯になりやすいです。
お子様をむし歯から守るためには、歯ブラシだけでなく、むし歯にさせない習慣づくりが非常に大事です!
では、どんなことに注意していくのか…
注意➀ 間食は決まった時間になるべく1回で済ます!
食事の度にお口の中は酸性になり、歯が溶けやすい状態になります。しかし食後しばらくすると、唾液の作用で中性に保たれるので歯は溶けにくくなります。いかに中性の時間を確保するかが大切です。ダラダラ時間をかけて食事をしたり、何度も間食するのはやめましょう!
注意② よく噛んで食べましょう!
よく噛むことによって、たくさんの唾液が分泌されます。唾液によって汚れが溜まりにくくなるのと、唾液の効果が発揮されやすいので、しっかり噛んでたくさん唾液を出しましょう!
注意③ 寝る前の歯ブラシは丁寧に!
寝ている間は唾液の分泌が減るのでお口の中が乾燥しやすく、むし歯菌が最も活発に動き出すので、とてもむし歯になりやすいです。むし歯菌のエサとなる汚れを寝る前の歯ブラシでしっかり落とすことがとても大事です。
注意④ 甘みが強いものは控えめに!
食の好みは3歳までに決まると言われています。糖分はむし歯の大敵!糖分の多いアメやチョコレート、キャラメルなどは控えめにしましょう。
注意⑤ むし歯になりにくいおやつを選ぼう!
おやつ=お菓子と考えがちですが、おにぎりや野菜もおやつになります。また、おやつも甘いお菓子ではなく、おせんべいやクラッカーなど甘くないものを選んだり、どうしても甘いものがよければ、ヨーグルトやプリン・ゼリーなどお口の中からすぐになくなってしまうようなものを選ぶことも必要です。そして驚くべきことに、キシリトール100%のガムやチョコですとむし歯にならず、むし歯菌自体も減らしてくれると研究結果でもでています。積極的にキシリトールをとることも大切です。
注意⑥ 定期検診には必ず行きましょう!
幼稚園や学校の集団検診だけですと、むし歯の見落としの可能性があります。乳歯のむし歯は急速に進行しやすいので、3ヶ月に1回はお近くの歯医者で定期検診を受けましょう!
むし歯にしない習慣は、出来るだけ小さいときから習慣づけることが大切です。しかし、どんな時期であっても、習慣づけるのに遅いということはありません。お子様をむし歯から守るためにも、気をつけていきましょう!
日暮里 歯医者
じんデンタルクリニック
歯科衛生士 相田麻希
2019年9月10日 (火)
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