混合歯列期とは
乳歯が生え揃い永久歯が生え始めると、混合歯列期に突入します。
ほとんどの永久歯は乳歯が抜けたその下から永久歯が萌出しますが、乳歯のさらに奥に歯茎を突き破って萌出する歯は6歳臼歯と12歳臼歯と言われています。
⚠混合歯列期の虫歯
乳歯が揺れ始めると隣との間に隙間ができ、汚れが溜りやすくなっていきます。
また、揺れている歯に歯ブラシが当たるとお子様が痛がり、十分な歯磨きが行いにくくなります。
そうする事で、乳歯の虫歯が多発しやすくなります。
乳歯が抜けても永久歯が生えてきている途中は隣の歯との段差ができるので、歯磨きがしにくくなる時期が続きます。特に奥に生えてくる6歳臼歯は今まで乳歯も無かった所から生えてくるので、萌出途中は歯茎が歯の部分に少し被っており、汚れが溜りやすく虫歯にとてもなりやすいです。
この時期に大切なことは、仕上げ磨きをしっかりと行う事です。
小学生になり1人で行えることも増える時期ですが、混合歯列期の4年生頃までは親御さんの仕上げ磨きをしましょう!
生えたばかりの歯は柔らかいので虫歯になると急速に進行してしまいます。また、お子様のお口をよく観察する事で、歯並びの変化に気づく事もできます。
虫歯にしても歯並びにしても早期発見が大切です!
ご心配なことがあればお気軽にお声がけください。
日暮里 歯医者
じんデンタルクリニック
歯科衛生士 池田菜々子
2020年3月16日 (月)
カテゴリー: ブログ,スタッフブログ,小児歯科