小児矯正の種類
永久歯が生え揃う前の乳歯歯列期の時期に始める矯正を小児矯正と言います。
小児矯正のメリットは
①痛みが少ない
②今後生える永久歯を抜かずに矯正を行える
③費用を抑えられる
④歯の並びだけでなく様々な口腔習癖(口呼吸、舌癖など)を見つけ全体的なトレーニングも行える
など様々あります。
それぞれのお子様のお口を取り巻く環境によって、適応の矯正の種類があります。
当院では①床矯正②ネオキャップビムラー矯正があります。
➀床矯正は今後生えてくる永久歯の大きさに対して顎のスペースが十分でない場合に適応されます。取り外しの出来るプレートをお口にはめ、少しずつ広げていき永久歯の生えるスペースを確保していくものです。装着時間は睡眠時をベースに日中も行います。床矯正で顎を広げたからと言ってお顔が大きくなるということはありません。永久歯が生え揃う前にスペースを作る事で、今後生えてくる大切な永久歯を抜く事を防ぐ事ができます。
②ネオキャップビムラー矯正は口腔習癖などがあった場合にお口の中や周りの筋肉を有効に使い矯正行っていきます。ネオキャップは歯に直接付けるので、取り外しは出来ませんが矯正をしていることは殆ど目立つことはありません。それに加えビムラー装置を寝る時にのみ使用していきます。
それに加え歯並びは今、歯だけではなく様々な要因があると言われています。
舌突出癖やお口をポカンと開けている事が多い、したっ足らずな喋り方なども影響します。何が原因でそういった症状が出ているのかを検査しトレーニングを行っていくことで、口腔習癖を改善し全体的な小児矯正を当院では行っています。それぞれの矯正についてお子様は何が適応なのか検査をしてみましょう。
小児矯正についての疑問点は沢山あるかと思います。ぜひスタッフにご質問ください!
日暮里 歯医者
じんデンタルクリニック
歯科衛生士 池田菜々子
2020年3月23日 (月)
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